スタバト・マーテルとは「悲しみの聖母」の意味で、13世紀の詩人Jacopone da Todiの詩をもとに作曲されています。内容は、十字架にかけられたイエス・キリストへの聖母マリアの悲しみを詠ったもので、ペルゴレージに限らず沢山の作曲家がこのテキストで曲を書きました。
典礼では、「聖母の七つの悲しみの日」(9月15日)のミサに歌われます。
今回のコンサートの日はちょうど9/15なので、ぴったりの曲といえます。
松本零士ならぬ、ペルゴレージ。
ペルゴレージPergolesi(1710-36)は、イタリアの作曲家です。
この曲を作曲していた時、既に彼は死の床にあり、この作品を書いてその後まもなく26歳という若さでこの世を去りました。
今日は、チェンバロ科のアーベントで、チェンバロコンチェルト2曲とカンタータ一曲を弾いてきます。
演奏するチェンバロ協奏曲はこんな感じ。
チェンバロ協奏曲 No.1 D minor BWV 1052
チェンバロ協奏曲 No.3 in D major BWV1054