おはようございます。
楽譜の製本と言う作業が、とてつもなく面倒に感じてしまう私は、いつもギリギリに パパっと製本テープとノリでやっていたのですが、簡単時短感嘆方法を発見しました。
ホッチキスです。特にスコアの様な枚数の多い楽譜の製本にはもってこい。見栄えは、よくないですが。
早い上にテープのように年数が経っても劣化しません。
譜めくりの関係でホチキスだけでは製本できないこともちょこちょこあるのですが、化物語の戦場ヶ原さんのごとく、毎日のようにホチキス常備してカチカチやってます。
staple「かすがい」つながりで。
こちらは、昨日演奏したHenry Purcell の Fantasia upon a ground for 3 violins。
この楽譜には面白い事に、recte et retro & arsin per thesin と書いてある所があります。
このrecte et retroと書かれている小節からの三小節間。
曲全体の中では恐らく、大きなまとまりとまとまりのつなぎの場面ととらえてもいいかと思うのですが
、ここに書かれている文字は、作曲の方法を意味していると思われます。
recte et retroはラテン語で逆から読むといった感じの意味で、一番上の1vn.の楽譜を3/4拍子へなるひとつ前の小節の音符を逆からよむと「ミレドファミレドシラ・・・」となります。そして、この音はそのまま、3段目の3vn.の「ミレドファミレ・・・」となっています。
もうひとつ、 arsin per thesin は、上行系arsinと下降thesinの如く、音の高さがパートごとに上っていったり下って行ったりしている様子を表しているのだと・・・・・思っています。アルシン、テーシン、意味深。
場所は、動画のちょうど1:08あたり。
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