「黒猫白猫」
いい事や悪い事がひっきりなしに起こり、ドタバタのハッピーエンドで終わるこの作品。
その象徴として、幾度となく現れる白猫と黒猫は、絶えず色々な事に巻き込まれ、流れに任せるしかない私達のどうにもならない人生を揶揄しているようにも思える。
でも、白猫や黒猫の迷信や言い伝えも、国や猫に遭遇する時間帯によって縁起が良かったり悪かったり、何だかよくわからん。
白黒つけられる事って、実は雪舟の水墨画の濃淡の如く、とても繊細で相対的な危ういものなのではないかと思った。
そんな我が家の猫の色は、白でもなく黒でもなく、なんとも曖昧なグレー。灰猫。
あ、ロシアンブルーなので、青かな・・・
こちらは、ポケットビスケッツ。
とろけるようなブルー
うっとりするようなブルー
空も海も世界を その青色に染めて
私達の未来は 傷つくかもしれない
でもグレーにさせない
たとえバラ色にならなくても
幼い頃よく聞いていました。なつかしい。
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