2013/02/28

さいですか

ルネサンス時代に活躍したドイツの画家アルブレヒト・デューラーによって、創作された有名な木版画「犀」


上の掲載には、以下のように書かれているそう。

 西暦1513年5月1日に、偉大なるポルトガル王マヌエルによってインドからサイと呼ばれる動物がもたらされた。以下は正確な説明である。小さな斑点があるカメのような色合いで、 身体の大部分は分厚いウロコで覆われている。ゾウと同じくらいの大きさだが脚はより短く、傷つけるのは難しい。鼻先には強靱で尖ったツノがあり、石に擦り つけて鋭く磨き上げる。サイはゾウの天敵である。ゾウはサイを恐れており、両者が遭遇するとサイはツノを振りかざして突進し、ゾウの腹部に食らいつく。ゾ ウはこの攻撃から身を守る術を持たない。サイはほぼ完璧な装甲を持ち、ゾウはサイに危害を加えることはできない。サイは頑健、獰猛で、狡猾な動物である。


この記述によると、サイといういきものは、ゾウに遭遇したら、「サイなげられ」の如く猪突猛進するそうである。

先日、この絵の中のサイの皮膚がボコボコしているのは、当時インドからポルトガルへの輸送中に狭い檻の中にいた為、犀が皮膚病に罹ったものらしいとのお話を新田さんよりお伺いし、興味を持った
インドから、120日もの長旅の末、皮膚病を患い未知の地へと下ろされたサイにとっては、とんだサイ(災)難である。心からお詫び申し上げたい。ごめんなサイ・・・

 この絵は当時とても有名となり、その後三世紀にもわたり模倣され続けたが、デューラー本人はサイ実際見た事はなかったという。なので、背中に角があったり妙にごつごつしていたり、うさんくサイ
しかし、彼自身の目で見ることなくこのような絵を創作できた彼は、やはり天サイ。

素敵な犀ト(サイト)発見
なんとゲスナーの動物誌が全て見る事ができます!
サイについても、細かく記サイ(記載)。拍手喝サイ。

また、このサイの画のラベルのワインもあるとのお話を聞いたので調べたら、ありましたなぜかドイツではなくイタリアの会社。


おいしそう。

だれか、一杯下サイ・・・


 

2013/02/27

ハーゲンダッツ



 先日25日に武蔵野市民文化会館で聴いたハーゲンのコンサート。素晴らしかったです。
いまだ残り香が私の中に残っています。

プログラムは こちら。
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 作品18-6
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」 作品51 Hob.III:50-56

ハイドンのこの曲は、序章に始まったあと、キリストが十字架にかけられて死ぬるまえに発した7つの言葉に沿って、作曲された7曲のソナタを経て、最後の「地震」へと繋がり一気に締めくくられます。元来キリスト教において「7」という数字は、完全数とされ大きな意味のある数字です。

以下の曲名はプログラムから引用。

序章
第1ソナタ「父よ!彼らの罪を赦したまえ」
第2ソナタ 「おまえは今日、私と共に楽園にいる」
第3ソナタ 「女性よ、これがあなたの息子です」
第4ソナタ 「わが神よ!何故私を見捨てたのですか?」
第5ソナタ 「渇く!」
第6ソナタ 「果たされた!」
第7ソナタ 「父よ!あなたの手に私の霊を委ねます」
地震

この曲について、「音楽を初めて聴くものにも深い感動を与えずにはおかない」とハイドン自身も語っているように、いずれの曲も、この世の森羅万象を表しているがごとく、深い内容となっています。

その中でも、私がいま興味を惹かれているのは、イエスが 「父よ。わが霊を御手にゆだねます。」と言い、息をひきとる第7ソナタの冒頭からsourdino(弱音器)の使用を明記している事です。
当時葬儀中の演奏の際に使われていたというsourdinoを、イエスの死の場面で使用すさせるという事実は、「sourdinoを使う」という行為自体に、当時の当り前の感覚として、死を彷彿とさせるフラジャイルなイメージがあったのではないかと仮定しています。

写真は、オラトリオ版の第七ソナタの冒頭。




2013/02/26

ごキンギョ物語

きんぎょ。

きんぎょ。

酒場~の隅で マッカッカ


金魚の酒場


酒場ではなく、、

今日ご紹介するのは、金魚坂というお店です。この間久しぶりに行ってきました。


このお店、レストランの隣が金魚屋になっております。
ふわふわ泳ぐ金魚をじっくり観察したのち、趣のあるレストランへ移りゆったりしていると、ほっこり癒されます。




2013/02/24

小栗と小倉

おぐりとおぐら


おをつけて、丁寧にすると、羊羹にするとだいぶ美味しそうな名前になります。。


ぐりとぐら

幼いころ好きでした。ぐりとぐら。


なんと、フランス語では、

《Gris et Gras.》

だそう。(この場合、フランス語で最後のsは発音しないので、読み方は、グリ エ グラ)

グーグル辞書さんによると、

《Gris  と Gras 》


灰色と脂肪。
なかなか、こどもの絵本ながら夢も希望も感じさせないネーミング。

確かに、この大きさのねずみちゃんが、こんな大きなカステラを食べ続けたら、
おなかの脂肪がふくれあがり、その後は灰色の人生(鼠生?)をおくる羽目になるかもしれません。



・・・・・なんて事はウソですが。 。



実際のフランス版ぐりとぐらは、《La Galette Geante》
意味は、大きなケーキ。

下の方に黄緑色で、guri &gura
と表記があります。


ちなみに『ぐりとぐら』の名前の由来はフランスのPierre Probst作の絵本『プッフとノワロ(Pouf et Noiraud )』の中で、ネズミが「ぐりっぐるぐら、ぐりっぐるぐら」と歌ったのを元にしているそう。


色々としらない事って沢山あるものです。

2013/02/23

ネコの日

お久しぶりです。なんだかんだで、前回の更新からこんなに時間が経ってしまいました。

一応元気に生きてます!笑

昨日は「2・22」にゃんにゃんにゃん!で、ネコの日という事で、最近のドルチの写真を。

 最近の定位置。オイルヒーターの上。
スイッチ入れた瞬間、飛び乗ります。
そして、降りない。


 練習してるときにふと横をみたら、ソファにアクロバットポーズのドルチが。
 左手しゃっきーん!
五分後。
しっぽピーン!


いずれも爆睡。
なんでこんな体勢で寝られるのかナゾ。

あ、ネコは左手じゃなくて左前足か・・・・