2011/04/26

これより三役。

こんばんは。
コレヨリ、コレッリの曲についておはなししよるぞなもし。。

なんだか最近自分の備忘録ノートと化してきてますが、また明後日授業で演奏する曲紹介です。

CorelliのConcerti Grossi, Op.6 (1714)  No. 1。

アルカンジェロ・コレッリ(1653年- 1713年) はイタリアの作曲家兼ヴァイオリニスト。
彼の作曲した器楽作品は、当時多大な影響をヨーロッパ中に及ぼしていた様ですが、
ヴァイオリニストとしてのコレッリという観点からだけ彼を見てみても、彼自身は先日紹介したバッサーノの弟子であり、のちのフランチェスコ・ジェミニアーニ、ピエトロ・ロカテッリなどの大ヴァイオリンにストたちの師でもある、 という歴史的に極めて重要な役割を果たしています。

2011/04/25

ついでに

ついでに備忘録。
明後日授業で演奏するメサイアのトコ。

24.
All they that see Him laugh Him to scorn: they shoot out their lips, and shake their heads, saying,
 全て彼を見る者は彼をあざ笑い、口を突き出し、頭を振りながら言った。

27.
 Behold, and see if there be any sorrow like unto his sorrow!

見よ、彼に与えられたような悲しみが他にあるのだろうか。

28.
He was cut off out of the land of the living: for the transgression of Thy people was He stricken.
彼は生きるものの地から断たれ、彼の民の罪のために打たれた。

29.
But Thou didst not leave His soul in hell; nor didst Thou suffer Thy Holy One to see corruption
しかし、父なる神は彼の魂を地獄に置き去りにはしなかった。父なる神は聖なる者を腐敗させなかった。

通し番号あってるのかな・・・よくわからん。
よし、とりあえず、、これで内容は把握した。これから色々勉強しなきゃ  

ガンバる。

おはようございます。
朝から明日授業で演奏するtelemannのトリオソナタ勉強してます。
後期バロック時代を代表するドイツの作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマン1681- 1767) は、生涯を通して、なんと約3000曲も作曲したそうです。
その中で今回私たちが取り上げる曲は、「リコーダーとトレブルガンバのためのトリオソナタ 42:g9」。本当はトレブルガンバ(ガンバの中で一番小さくて、一番高い音域が出る)で演奏するようですが、今回はヴァイオリンで。
ガンバ役、ガンバる。。

4楽章からなるこの曲は、全体的に民族色の濃い作品となっています。
youtubeに4楽章だけありました。


なんか、 世界名作アニメ劇場とかに使われてそう・・・

2011/04/24

特に竹やぶがいい

こんばんは。
今日は雨でした。タケノコが育ちます。
タケノコ。竹ノコ。ケケノコ。。

実家から掘りたてアク抜きたてタケノコを発送してくれたそうで、明日の午前中我が家に到着予定らしい。
筍ダイスキ。やったー

竹と聞いて連想されるのは昔ダイスキだった「パンダコパンダ」。


宮崎作品の中では、トトロの原型として有名な本作ですが、1972年に中国からパンダが上野動物園に贈られたことをきっかけに企画された様です。
 お話の中で、親子パンダは動物園を脱走してきたという設定ですが、このパンダ親子は、ミミ子の自宅の傍の竹薮に誘われて来たそうです。

その時がきたら,リーリーとシンシンも脱走するかもしれません。.

さて、今日は文京楽器さんでコンサートをさせて頂きました。
文京楽器さんの記事→こちら
あいにくの天気の中、足を運んでくださったお客様には心よりお礼を申し上げます。
また、お店の方々のきめ細かい心配りにも感謝いたします。
私は今回初めて来店させていただいたのですが、とても素敵なお店でした。
終わったあとの立食パーティもとても楽しかったです♪

 楽屋で。
明日はチャイコフスキー作曲の、オーケストラ作品である交響曲第5番のリハーサルです。
ロマン時代を生きたチャイコフスキー(1840年 - 1893)は、ロシアの大作曲家の一人。

ぬおー、さいきん初期バロック作品弾いたり、古典派作品弾いたり、ロマン弾いたり、近代もの弾いたり、頭がパンクしそうですが、なんとかがんばりまする・・・
中途半端にならないよう死ぬほど注意せねば・・・。

2011/04/22

ヘンデス。

明日カルテットで演奏する曲の中の一曲、
ヘンデルの、水上の音楽。

変ですの、水上の音楽。


この曲には有名な逸話があります。
当時、ヘンデルがドイツのハノーファーの宮廷に仕えていた頃の主君ハノーファー侯は、彼に何度も自国へ戻ってくるよう催促していました。
が、一向にヘンデルは聞き入れずイギリスにいました。しかし,後年になってなんとハノーファー侯がイギリス国王に就任することが決まり, ジョージ1世としてヘンデルの住んでいるイギリスヘ来ることになりました。ヘンデルはハノーファー侯の再三の帰国命令を無視してイギリスに居付いていたので,マズイ!ということになり、王との和解を図るべく、1715年のテムズ川での王の舟遊びの際にこの曲を演奏した、というエピソードが有名な様です。
けれども、この曲が出来た時,すでに彼らは和解 していたようで、最近の研究ではこの逸話は事実ではないという考えが主流のようです。
ふーむ。。

動画は優雅な古典舞踏付き。

2011/04/19

飯屋

否、、メシアです。

すなわち、メサイアです。

「ハーッレルヤ!!」の合唱曲が有名なヘンデルのメサイア。
メサイアとは、「メシア」(救世主)の英語読みです。ヘンデルは長くイギリスで活躍していた為、この曲の歌詞は英語で歌われることが多いです。
聖書から歌詞を取りイエス・キリストの生涯を辿るオラトリオ作品となっています。

その中で、明日授業で演奏するのは、
第三曲目テノールのアリア。
Every valley shall be exalted...「もろもろの谷は高くせられ…(イザヤ書40:4)」
さっきから、あたまの中でこのメロディがぐるぐる回っています。
 



さて、今週末23日は、文京楽器さんで友人たちとコンサートに出演させていただきます。
よろしければおいでください。カルテットです。完全予約制のようなので、おいでになる際は直接お店に予約をお願い致します。

詳細↓

2011/04/18

序盤に。

こんばんは。
無事にコンサートが終わりました。
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
とても温かな雰囲気の中演奏させて頂きました。
心より感謝いたします。お楽しみ頂けていましたら幸いです。

みんなで。

コンサートが終わった後は、みんなで4時間近く(!)打ち上げ。色々お話しました。たのしかったー☆


さて、次にバロックで取り組む曲集は、Giovanni Bassanoのricercate passaggi et cadentie。

やってきました、序盤に。ジョバンニ・バッサーノ(1560年頃-1617) バッサーノは、ヴェネツィア楽派奏者兼作曲家です初バッサーノ。
この楽譜の中には、8曲のリチェルカータと様々なディミニューションが書かれているようです。



動画は、Recercata Quinta  

マニュスクリプト
私の使う楽譜。
上のふたつの楽譜は同じです。
上の楽譜は、当時の楽譜、マニュスクリプトです。下は、ト音記号で読みやすくなってるバージョン。
この譜例には何が書いてあるかというと、装飾のつけ方のパターンの譜例が書いてあります。

例えば、楽譜の一番最初に書いてある全音符のドーレーには4パターン、次の二部音符のドーレーにも4パターンの譜例が・・・という具合です。
これから何がわかるかというと、当時の演奏習慣の中でどのような即興装飾がつけられていたかを知ることができます。ほー。

はぁ。ということで、そろそろ新バッハ全集のh-mollミサの序文を訳す宿題始めます・・・・。
がんばらねば・・・・
と思ったけど、眠いので寝ます。おやすみなさい。

2011/04/16

二葉亭四迷

おはようございます。
先日飲んだベルギービール、シメイ。PAUL@神楽坂にて。

昨日の日記と修道院つながりなので書こうと思ったのですが、このシメイ、トラピストビールなのだそう。知らなかった。
もともとは地域の失業者を雇用する目的で修道院でビールを造り出したのがと始まりと伝えられているそうです。

ここのお店には赤しかありませんでしたが、確か他にも色々種類あったよなーと思って調べたら、ありました。

しっかり4種。迷います。

シメイの漢字は「四迷」なんだよ。
と、またもやホラを吹きたくなってシメイ(しまい)そうです・・・・・。



さて、明日は白金高輪のほうで大学の友人と室内楽のコンサートです。モダン楽器です。
私はシューマンのピアノクインテット1曲しか演奏しませんが、お時間ありましたらおいでください♪

音楽のさんぽ道
4/17 13時半開場 14時開演
高輪区民ホール
入場無料

2011/04/15

赤毛のアン・・・・トニオ。

こんばんは。
皆さまお元気ですか。
信じられないような大震災から、一ヶ月以上経ちました。
被災された方々に対し心よりお見舞い申し上げると共に、亡くなられた方々のご冥福を深くお祈り申し上げます。



 写真は上野公園の入り口の桜の木です。毎年一番最初に咲き始めます。
きれいだったので今年も撮りました。

地震の影響で入学式はありませんでしたが、今月から大学生活がまた始まり、バタバタと充実した日々を過ごしております。



動画はl'estro armonico <調和と霊感>の中の11番。
2台ヴァイオリンとチェロのためのコンチェルト。
昨日アンサンブルの授業で演奏しました。

日本では「四季」で有名なアントニオ・ルッチォ・ヴィヴァルディ。
彼は教会の司祭でしたが、赤毛だったことから 「赤毛の司祭」と呼ばれていたと言われています。
「赤毛のアン」ならぬ、「赤毛のアントニオ」。

四季も含む大量の協奏曲作品は、ヴェネツィアの孤児院であり音楽院のピエタ院で、その生徒たちが演奏する為に作曲されたものでした。
一方、アンはホープタウンの孤児院にいました。

なんだかリンクするこのふたり。

実は、モンゴメリはヴィヴァルディの作品が大好きで、よく彼のことを研究していたという話を聞いたことがあります。


・・・・・ウソです。。

エイプリルフールはとっくに過ぎていますが、
「若気の至り」ならぬ「赤毛の至り」で無茶をしでかしてみました。。


ほ、本年度もよろしくお願いしますm(_ _)m