2012/10/29

タラヨウ

北京へインターンで行っている妹から、はがきが届きました。
万里の長城。
綺麗な空。


ハガキってなんで「葉書」って書くのだろうと思い、さくっと調べた結果。

はがきは、紙片などに書いた覚書き「端書(はしがき)」が語源で、元来は「端書」「羽書」と書かれた。
江戸時代には、借金の督促状、仮の徴税令書、伊勢国の紙幣などを「はがき」といい、主に「郵便葉書」をさすようになったのは、郵便制度が導入された明治以降のことである。
漢字の「葉書」が用いられたのも明治以降のこと。近代郵便制度の創設者『前島密(ひそか)』が採用したとされる。
「はがき」の「は」が「葉」になった由来は、別名「ハガキの木」と呼ばれている「タラヨウ(多羅葉)」に由来する。
タラヨウの葉は、古代インドで字を書くために用いられたり、古くは「字書柴(じかきしば)」「絵書柴(えかきしば)」「紋付柴(もんつきしば)」とも呼ばれたためであろう。
「葉書」という字が当てられてから、タラヨウが持ち出されたとの見方もあり、正確な由来は未詳である。

・・・・・語源由来辞典より引用


そうだったんだ。

昨日はあいにくの雨でしたが、今日は晴れそう。

これから、ベートーヴェンのヴァイオリンソナタの合わせに行ってきます。

では

2012/10/28

デュオ☆


今日は、都美術館で高校からの同級生であり大好きな友達の瀧村依里ちゃんと、ヴァイオリンデュオのコンサートでした。
雨のぱらつくあいにくのお天気でしたが、沢山のお客様に温かく迎えて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。

只今ウィーンへ留学中のえりは、たまにしか日本へ帰ってこられないのですが、会うたびに、軽やかで優しくて人への思いやりの心をいつも忘れないえりといると、心がほっと温かくなり、いつまででも一緒にいたくなります。こんな友達に出会えて私は幸せ者です。
来月あたまにはもうウィーンへ帰ってしまうそう。
あちらではもう雪が積もっているそうですが、ウィーンでも体調に気をつけて頑張ってほしいです。



2012/10/25

ラングドシャ

我が家のドルチ君。
なぜだか、手で水をすくって飲みます。
なぜ。。

外の工事がうるさいですが、証拠動画が撮れました。


 世の中には、このような論文もあるようです。

「Science誌にMITの研究者が発表した論文によると、水を飲むネコの舌は秒速76センチメートルで動き、飲む動作は1秒間に3、4回行なわれる。重力と慣性の微妙なバランスをとらえ、水柱が最大になるときに飲んでいるという。」詳細サイト 

参考動画のネコちゃんがドルチに似てる。

 

2012/10/24

トゥリーナ!

今日は、来月の演奏会で演奏するトゥリーナのピアノカルテットの合わせもありました。
長らくあっていないメンバーばかりだったので、久々に会えてとても嬉しかった!

スペイン人の彼は、1882から1949年を生きた、比較的新しい作曲家です。
スペインの風を彷彿させるような(行った事ないけど・・・)情熱的で、そしてさわやかな素敵な作品です。

また、彼の名前は「Joaquín Turina」と表記しますが、読み方は「ホアキン・トゥリーナ」です。
スペイン語では、Jを「ジュ」と発音しないんですね。
なので、プレイボーイで有名な「ドン・ファン」もスペイン語のスペルは「Don juan」となります。
因みにドンファンは、フランス語ではドン・ジュアン、イタリア語ではドン・ジョヴァンニと呼ばれてます。

2012/10/23

grandioso

Grandiのsalve regina を授業で演奏しました。

grandiは、バロック初期に北イタリアで活躍した作曲家の一人です。
当時モンテヴェルディは彼の事を高く評価していたそうです。
grandiは、彼の生まれ故郷でもあるフェラーラで、楽長を務めていた事もありました。





下の写真は、先日の木曜コンサートの集合写真。




撮影者、兼、監督はカヤノさん。
センスがすばらしい!

2012/10/22

バルトーーク!!

アメトーーク!!ではありません。
バルトークです。


28日に瀧村依里ちゃんとヴァイオリンデュオのコンサートさせていただくのですが、その合わせを先ほどしてきました。

まちなかコンサート に出演させて頂きます。詳細
場所は都美術館。14:00~と15:00~の二回公演になります。

バルトークの2台ヴァイオリンの為のソナタや、ルクレールのヴァイオリンデュオ、シュポアのデュエット、テレマンのガリバー組曲、モーツァルトの鏡ソナタなどなど、もり沢山のプログラムです。

上野へ観光に来たついでに、是非おいで頂けましたら幸いです。


2012/10/16

John Jenkins

今週の木曜日に旧奏楽堂でコンサートをします。
お近くの方はぜひおいで下さい。 
この歴史ある奏楽堂、老朽度・耐震強度等の調査および工事の為来年4月にしめてしまそうです。相当長い休館になりそうなため、折角なので開いているうちにこの素敵な建物へ訪れる事をお勧めします。


さて
このコンサートで私は何曲か演奏するのですが、その中今日はjenkinsの曲を紹介したいと思います。ジェンキンスは、15921678年を生きたイギリスの作曲家です。  
その中でも、今回演奏する曲は、Fantasia in G。ヴァイオリンとバス・ヴィオールと通奏低音の為に書かれた曲です。
この曲の動画がなかったので、ジェンキンスの他の曲をのせます。 
 



余談ですがJohn Jenkinsという名前の人って沢山いるみたい。知らんかった。

2012/10/15

スバラシーネ!シモーネ・チマパーネ 


今日は、合わせとレッスンのあと、アレッサンドロ・パルメリ氏の特別講座へ行きました。
彼は、コレッリの時代に使われていた、1685年にローマでシモーネ・チマパーネによって作られた貴重な大型チェロを持ってきて下さり、演奏を交えての講義となりました。

講義が終わったあと、みんな弾かせて頂けたのですが、思わずパチリ☆
弾いてるのは、高校からの同級生ナツアキ君です。

2012/10/14

動物園

まちなかコンサート終わりました!
あいにくの雨でしたが、皆様にお越しいただき、とても嬉しく思っております。

ふふふ。馬の中身は、チェロの山澤くんです。

このネコ耳や馬は一体何かと言うと、
上野動物園でのコンサートでしたので、ルロイアンダーソンのthe waltzing cat や Horse And Buggyを演奏した際に身につけた、楽しいアイテムでした

2012/10/12

バケモノ

モーツァルトのカルテット。
この間授業で演奏しました。

1772年に、彼は父とのミラノ旅行中に6つのカルテット作品を書き上げました。

その中から今回私達は、 モーツアルト 弦楽四重奏曲第2番ニ長調 K155に取り組みました。
第2番から第7番までのこの6曲のカルテット作品は、ミラノ旅行中に作曲されたとされたことから「ミラノ四重奏曲」とよばれています。 
当時彼は16才。この若さでこのような作品をサラサラ作曲できるなんて、やはり凄すぎます。化物です。



先生がおっしゃっていたのですが、いまの時代、モーツァルトの全作品の楽譜をネット上で手に入れる事が出来るのですね。
知らなかった。素晴らしい。
NMA オンライン新モーツァルト全集:デジタル版

さて。
もう一つ今日知った事。わたし、化物語の戦場ヶ原さんと誕生日が同じでした。


2012/10/09

プレシャス。

 昨日は、大好きえりなさんのコンサートに行ってきました。
その名も「プレシャスカルテット」。
久しぶりに、モダンのカルテットの演奏会へ行きましたが、とても素晴らしかったです!!
本当にプレシャスタイム~大切でかけがえのない時間~を過ごさせて頂きました。

プレシャスといえば、昨日幼馴染まどかちゃんから、この間の飲み会の写真が届きました。
美穂ちゃんの婚約祝いパーティ☆
私の手が、黄色すぎて合成みたいですが、気にしない。。



小学校からの仲良し組。
お酒を沢山飲んで、げらげら笑って、時にはまじめな話をしたりして、あっという間のひと時。
これからも、ずっと一緒に素敵に年を重ねていけたらいいな。みんな大好き。





2012/10/07

想定ガイ

きゃりーぱみゅぱみゅ。

ダークナイトのジョーカー


予想外に似ているこの二人。
なぜふたりの口がこんな事になってしまったかは、口が裂けてもお話しできません。。


さて。こちらはこの間観た映画「ノーカントリー」。


ソフトバンクやBOSSのCMでおなじみ「予想ガイ」のオジサン「トミー・リー・ジョーンズ」も出演してます。
ただ、彼よりも殺人鬼と化したハビエル・バルデムが印象的。


こちらも比較的最近観た映画「ダークナイト


このふたつの映画。
たまたまですが、コインの表裏どちらがでるかに生死をゆだねたり、どちらも殺人鬼役がキチガイであるなど、想定外に共通点の多い映画でした。

どいつ、ありゃ

ヘンデルのドイツアリアを演奏しました。
今度授業で演奏する「心地よい静けさ 安らかな落ち着きの泉よ・・・・」の歌詞で始まるこの美しい曲は、ヘンデルのドイツアリア曲集の4曲目に収められています。

Süße Stille, sanfte Quelle ruhiger Gelassenheit,
Selbst die Seele,
wird erfreut,
Wenn ich mir nach dieser Zeit
Arbeitsamer Eitelkeit
Jene Ruh' vor Augen stelle,
Die uns ewig ist bereit.



 



2012/10/06

ルービン。


昨日は、大学での合わせの後、スティーブン・ルービンさんのコンサートへ行ってきました!


本当に素晴らしかったです。
プログラムは、オールモーツァルト。使用楽器は1794年アントン・ワルター・モデル。
芸術って素晴らしいな、と改めて思わずにはいられないひと時でした。
私の場合、仕事柄どうしても演奏する側ばかりで、コンサートを聴きにいく機会の方が少なくなりがちなのですが、やはりお客さんとして演奏者の渾身の生の音楽を聴き、そこから得られるものは大きいと感じます。

ジョジョに気候が秋模様にうつろい始めた今日この頃。
芸術の秋といわれるように、コンサートに限らず、色々なもの・事から何かを感じ取り、表現する愉しみを大事に生きていきたいです。

さて。
昨晩帰宅してから私が見たのはこちら。
TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』。


 


アニメ。始まりました。

2012/10/04

10月

ブログのドメインが変わりました。

お久しぶりです。
あっという間に十月に入ってしまいました。

今月頭からまた大学での授業が始まっています。
昨日勉強した曲は、ブクステフーデ Dieterich Buxtehude(1637-1707)は、17世紀に北ドイツで活躍していた作曲家です。
私達が演奏した曲は「herr, wenn ich nur dich habe」 主よ、あなたさえこの世にあれば。
編成は、ソプラノと2本ヴァイオリンと通奏低音。
ソプラノにしては、低めの音域で、少し歌いにくそうでしたが、なんというか、北ドイツ独特の美しい音楽がとても魅力的。