2011/04/22

ヘンデス。

明日カルテットで演奏する曲の中の一曲、
ヘンデルの、水上の音楽。

変ですの、水上の音楽。


この曲には有名な逸話があります。
当時、ヘンデルがドイツのハノーファーの宮廷に仕えていた頃の主君ハノーファー侯は、彼に何度も自国へ戻ってくるよう催促していました。
が、一向にヘンデルは聞き入れずイギリスにいました。しかし,後年になってなんとハノーファー侯がイギリス国王に就任することが決まり, ジョージ1世としてヘンデルの住んでいるイギリスヘ来ることになりました。ヘンデルはハノーファー侯の再三の帰国命令を無視してイギリスに居付いていたので,マズイ!ということになり、王との和解を図るべく、1715年のテムズ川での王の舟遊びの際にこの曲を演奏した、というエピソードが有名な様です。
けれども、この曲が出来た時,すでに彼らは和解 していたようで、最近の研究ではこの逸話は事実ではないという考えが主流のようです。
ふーむ。。

動画は優雅な古典舞踏付き。

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