2010/11/08

ロングロングアゴー

むかーしむかし16世紀初頭に誕生したと云われるヴァイオリン。

左側がバロックヴァイオリン、右がモダンヴァイオリン。

一見同じように見えるこのふたつの楽器。
写真ではなかなかわかり難いですが、実は異なる点が多々あります。
追々お話していきたいとは思っていますが、今日はあご当てについて。
あご当てとは、右側のモダンヴァイオリンの下のほうにについている、丸い形状の木の事で、名前のとおり、演奏時に顎を当てて楽器を固定します。
これ。

「あご当て」は、バロック時代にはありませんでした。ヴァイオリンという楽器がより演奏しやすい形状へと時代と共に改良されていった過程で生まれた部品のひとつが、この「あご当て」です。

実は今日レッスンだったのですが、「顎を楽器から離したまま構えて演奏する」というのが今の私の一番の課題です。モダンヴァイオリンで培われた、顎で楽器を安定させて演奏する構えが体に染み込んでいる私にとっては、とても難しい。何事も一歩一歩です。曲は、Girolamo Frescobaldiの Canzona per canto solo (and basso continuo)を始めました。youtubeにリコーダー演奏しかありませんでしたが、こんな曲です。

フレスコヴァルディはバロック時代の作曲家ですが、バロック以前のルネサンス音楽の頃では考えられなかった拍子やテンポ変化前でのカデンツのテンポのゆれを、初めて文献上で認めた作曲家だそうです。興味深い。


その後、赤坂へ。
30分ずつ、2回演奏させて頂いたのですが、写真はその休憩の間に出して頂いた堅焼きそば。激しく心躍りました。とても美味しかったです!ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿